行き過ぎなまでの確認行為が出始めたのはいつの頃からだろう。
ガスの元栓を閉めて、抜いておいても問題の無いコンセントは外して、窓の施錠を確認して。
確認するべきポイントをカメラに映して、そうしてからでないと落ち着いて外出できなくなった。
学生の頃は対して気にしていなかったはず。
今では考えられないけれどこたつのコンセントは挿しっぱなしだったしガスの元栓も閉めていなかったような。
なので、確認行為が出始めたのは社会人になってからのはず。
それも何年か経って、生活も仕事も安定が見え始めた頃から「この生活を壊したくない。」という気持ちによって極度にリスクを恐れるようになっていったんだと思う。
面倒だし、解放されたいと思ってはいるけれど。
それだけ執着できる生活を築けているんだと思えば、ある意味では喜ぶべき事なのかな。