駅伝での応援を終えた後、西吾野駅から正丸駅へと向けて徒歩移動。
40分程度とそこまで長い時間は掛からずに駅付近へと着いたものの、駅伝の応援に熱が入り時間が押したお陰で営業時間的に微妙かなと思っていた川魚料理のあるお店に入れた。
ここで選んだのは川魚の活け造り定食。
ヤマメとイワナの2種類で特徴を聞いてみたらヤマメは鮭の刺身、イワナはウナギの刺身に近い感じと両方とも未経験なので味の想像は出来なかったけれど店主さんが快く応えてくれたのが嬉しかった。
店の奥にあるらしい生け簀から持ってきた大きなイワナを見せてくれて調理が始まり、しばらくすると頭と尻尾が残され綺麗に捌かれた身が盛られたイワナの活け造りが出てきた。
失念していたのは活け造りであるため、ただの刺身とは違う事。
今の今まで生きていた魚を調理したのでまだ動くし、時には大きく身を捩る様な動作を見せる。
味は新鮮そのもので調理法故に歯応えがあってとても美味しかったのだけれど、大きな動きが目に留まると色々と考えてしまう。
その昔、函館の観光で釣ったイカの活け造りを食べた事があったけれどあれは足の一部しか見えないし動きも僅かなもので、今回とは全然違う。
どんな調理法であれ食べる事に変わりは無いので偽善でしかないけれど、次は普通に焼き魚定食などにするのが自分には合っているなと思った。
もちろん生命への感謝は忘れず完食、貴重な体験をさせてもらった。