ここは亡くなった水子達の霊を供養する洞窟でありいわきでは有名な心霊スポットで父親は震災後にどうなっているのかという純粋な興味で見に行ったようだけれど、父親の後追いでその入口を見て愕然とした。
小さい頃、別の道からここを抜けた先に行った事はあっても入口がこんな風になっているとは知らなかったので驚き、その不気味さに戦いた。
ここを進んだ父親の事も気になったけれど、僕はとても怖くて先に進む気になれなかった。
結局、洞窟の先まで通り抜けた父親は何事も無く戻っては来たけれど勇気があるなと感心した。
心霊現象などを信じるタイプでは無いのだけれど、やはりこういう場所には何かがあるのではと思ってしまう体験だった。