2013年6月24日月曜日

世界遺産

ちょうど山梨へ遊びに行っていた時に富士山とその信仰・文化に関する関連地が世界遺産登録された。

世界遺産になるという事は良い点も悪い点もある。
良い点としては世界遺産という知名度によって観光地化が盛んになり、地域の経済が潤う点だけど、その観光地化に伴う環境破壊で景観を損ねたり、あるいは登山者が増えてこれまで以上に富士山のゴミ問題が深刻化するかもしれない(自然遺産としての登録はこれによりNGだった。)

日本中を旅して、様々な世界遺産を見てきたけれど僕は賑やかに観光地化された世界遺産よりも人が少ない状態でゆっくりと見られる世界遺産の方が好きだ。例えれば京都よりも奈良、特に法隆寺よりも法起寺みたいな。

元々富士山周りは観光地化が盛んな地域だったけど、それでもこれまで以上に賑やかになったりあるいはあまり人の出入りが多くなかった場所まで観光地化される等、本来の雰囲気を損ねる事を残念に思う。

まあ、僕みたいな部外者でも色々と感じているのだから関連自治体は問題と対策についてはしっかりと考えているだろう。
今後の展開に注目したい。