2021年9月18日土曜日

早世

少し時間が経ったところで日記にも残しておこう。

父方の従兄弟が亡くなった。まだ31歳という若さであり結婚もしていて幼い子供も二人居る。
3年前事故に遭ってから意識不明となり、ここ最近になってようやく意識が戻り、回復の兆しが見えてきたところでの悲報である。本当に残念としか言えない。

実家の近くに住んでいたので従兄弟の中では最も接点があり、子供の頃はお互いの家に行ったり来たりして本当によく遊んだ。だから顔も声もハッキリと分かる。
けれどもう帰省しても彼の声は聞けないし顔を見る事もできない。

人が亡くなって悲しいのは当然だけれど、高齢になって寿命を全うして亡くなるのとはまた違う。
近しい人でこんな風に、これ程若く亡くなったのは初めてだからショックが大きい。
少し経った今もふと思い出しては悲しみが押し寄せてくる。
従兄弟でしか無い自分ですらそうなのだから家族の悲しみはどれほどだろうか、その悲しみが薄らぐ日なんて訪れるのだろうか。