2021年9月6日月曜日

母の味

子供の好物であるハンバーグを作った。
その際、ちょうど買ってきた挽き肉の量とレシピに載っている使用量が近いという事でいつもなら量を確保しようとタマネギやパン粉でつなぎ部分を増やすところ(パン粉を余すので多く使ってしまいたいというのもある)をレシピの分量通りで作ってみたらいつもは緩い仕上がり故に焼き上げでダラダラと肉汁が出てくるところがしっかり中に閉じ込められ、いざ食べてみると昔自宅で母に作ってもらったハンバーグの味がした。

これまではレシピ通りに作らなかったからああいう味(不味いとは言わない)になり、また母は本は違えどレシピ通りに作っていたからこそこういう味になるんだなと感じた。
ハンバーグは好きでこれまでにも何回も作っていたけれど、初めて全うなハンバーグを作れた気がする。