2018年11月2日金曜日

最後の夜

引っ越し前夜、洗濯機や冷蔵庫など最後まで残していた部分の荷作りを一気に進めて日付が変わる前には殆どの部分が終了した。
いくら前の内から進めていても前日や前々日くらいでないと片付けしにくいものというのはあるので、引っ越しには追い込みがつきものだ。
片付け終えて妻は疲労もあり先に就寝、僕も疲れはしたけれど住んでいた町の最後の夜を楽しみに外へ出た。
少しだけ散歩をしてコンビニのイートインスペースで夜食を取りながら町に思いを馳せる。

とても便利な町だった。
交通の便は良く、自宅も便利な場所にあり、そしてDDRも徒歩でいける距離にあったお陰で小竹の頃にはあまりなかった住んでいる町から出ない休日というのをするようになった。
そんな便利な町から離れるのは寂しいし悲しいけれど、小竹の時も同じ様に感じながらも引っ越し先であるこの町では小竹と同じかそれ以上の満足を得られたのだから今度も前向きにいこう。
良い町の次はもっと良い町が待っている。