2019年11月26日火曜日

お祝い

11月は誕生日の友人が多く、SNSで本人がその旨を書くとそれに対して多数のお祝いの言葉が届くのを見ていた。

僕自身はお祝いの言葉は書いていない。
画面上にずらっと並んだお祝いの言葉を見ていると、Aさんの「おめでとう。」とBさんの「おめでとう。」は何が違うのだろうかと感じてしまいそれ故に自分は言葉だけでお祝いするという気にはなれず、ましてやそれが大切な相手であるのならば誕生日を祝うなら言葉だけじゃなくて何かをするべきという考えが生まれいつからかSNSで誕生日を祝うというような事はしなくなった。

けれども誕生日を迎えた人がお祝いの言葉に対して返信しているのを眺めていると、久し振りだったりあるいは滅多にやりとりをしていない人達と話す機会になっていたりもするので、誕生日なのでお祝いするというごく当たり前の文化は気軽に声を掛けるのにはこの上なく良い機会になっているようだ。

そう考えればお祝いの中身ではなく、お祝いをするという事自体に意味がある。
僕はやはり言葉だけのお祝いはしたくないけれど、それでもおめでとうを交わし合うのもそれはそれでアリかなと今年の誕生日のやりとりを見ていて考えを少し軟化させられた。