2020年1月3日金曜日

いつかの夢

実家への帰省で血縁関係のある祖父母では唯一の存命であり、僕の大好きな母方の祖母が泊まりに来てくれて客人という立場もあり普段よりもゆっくり話す事ができたし子供と触れ合ってもらう事もできた。
祖母も母親に近いタイプで子供と積極的に触れ合うよりは見守っているのが主だったけれど、子供の行動をじっと見つめていて盛んに感心したり微笑んだりしていたのできっと楽しんでいただろう。

僕が小さかった頃、きっと小学生の頃だからもう25年くらい前になるのかな。祖母に「曾孫の顔を見せたい。」と話した事がある。
祖母はその言葉を大変喜んでくれたけれど、結婚までの道のりも出産という一大事の大変さも理解していなかった子供の発言なのでその夢は中々実現されなかった。

しかしこの冬、それをようやく実現できた事で大きな達成感と安堵感を得られた。
祖母は高齢で体調もすこぶる良いという訳ではないし、子供が生まれたら早い段階で顔を見て欲しかったのだけれど実家とは距離が離れているし、妻と子供の体の事を考えるとそう易々とこちらが動く訳にもいかずほぼ1年経っての対面が無事に済んだ事には本当に安堵した。

もちろん、一度会えたから終わりではなく祖母にはこれからも曾孫の成長をできる限り永く見守っていて欲しい。
さて、次はGWに妻の父方の祖母に曾孫の顔を見てもらわなきゃ。