2019年1月11日金曜日

責任

妻と子供を迎えに行って、病院からはタクシーで帰宅。
中にはチャイルドシートがあるタクシーなんていうのもあるみたいだけれど、病院で捕まえた普通のタクシーなのでそのような設備は無し。

大丈夫なの?と思うけれど、そもそもバスやタクシーのような公共交通手段であればチャイルドシートの着用義務は無いというのを知ってこのような帰宅手段を選んだ。
本当はチャイルドシートのあるタクシーが一番だけれど、数も少なければ練習無しでの装着も難しそうだったので見送った次第である。

しかしながら万が一トラブルが起きた場合、責任の所在はどうなるのだろう。
首も座っていないような新生児であればたとえ少しの衝突であれその揺れから大きな障害を負うかもしれない。一般的な事故であれば大怪我、最悪の場合は死$亡してしまう。
そうなった時、法がチャイルドシート着用を義務化していないのでタクシー側にも設備を設けていない事についての過失は無いし、そもそも設備が無いので着けられない保護者側の過失ともならない。
タクシー側の運転に過失が無い事を前提とすると事故を引き起こしたもう一方の車両側が全面的に悪いとなるのかな。それはそれで可哀想な気がする。

大丈夫という確固たる根拠も無く、タクシーやバスはチャイルドシート着用義務を免除としているのには危うさを覚える。
だからといってチャイルドシートの無いタクシーやバスが使えなくなるのも困る。何とも複雑な気分になった帰路であった。