2020年4月19日日曜日

激戦

今年の皐月賞は無敗の2歳チャンピオン2頭にステップレースである弥生賞で強い勝ち方をしたサトノフラッグを加えた3強対決の様相だったけれど蓋を開けて見れば最後の直線はサリオスとコントレイルの一騎打ちだった。
後ろの方にいたコントレイルが4コーナでは先頭に並びかけるくらい一気に進出してきて、直線で先に出たサリオスと激しい叩き合いに。

去年の皐月賞もサートゥルナーリアとヴェロックスが前を行くダノンキングリーに向かって競り合いながら伸びて行ったけれど、今回の皐月賞ほど激しい叩き合いでは無かったように感じる。
コントレイルの勢いも凄かったけれどそれに負けじと食らいつくサリオスも凄くて、見ていて本当に胸が熱くなった。

先週の桜花賞は届かないと思われた位置にいたデタリングタクトが最後の最後に追い付いて一気に抜き去る姿に驚嘆したけれど、皐月賞もそれに負けず劣らず熱いレースであった。
コロナウイルスの影響により多くの娯楽が制限される中、競馬は貴重な娯楽である。どうかこのまま開催され続けて僕を含む多くの人達の楽しみとしてこの苦しい状況を支えていて欲しい。