住めば都

電車で以前住んでいた沼袋付近を通った。

部屋は狭かったし、交通の利便性も悪く、二年経たずに小竹町へと引っ越した住まいと土地だけれどそれでも愛着はある。

桜の季節に普段は自転車でササッと帰宅する所をのんびり夜桜を眺めながら帰ったり、入り組んだ住宅街を適当に歩いて迷ってみたり。

住めば都という言葉通り、一度暮らした土地はかけがえのない場所となる。

様々な場所で暮らしてみればそれだけ自分にとっての特別な場所が増えるという事で、単身の内にもっと出張なんかも出来たら良かったなと思う。（今は困る。）