2023年7月20日木曜日

〇〇がいい

たまに子供から発せられるこの言葉。
〇〇は母もあれば父もある。共通するのはその場に居ない方を指名する事。

これまで言葉を額面通りに受け止めて居ないから仕方がないとか、本人の前で言ってあげた方が良いとか答えていたのだけれど、先日あまりにも突然に泣き出して母がいいと言い出して止まなかったので不思議に思い調べてみると〇〇がいいと言う時はその相手を求めているのではなく、その場に居る相手が自分の欲求を満たしてくれないから他の相手を求めている。というのを見て頷いてしまった。

おそらくあの時、風呂場で体を拭かずに脱衣場へ出てこようとする子供を半ば無理矢理に浴室へと戻したのが子供にとっては気に食わない事だったのだろう。
力づくでやる父が許せない、だから母に来てもらって自分の話を聞いて欲しいとか、そんな感じかな。
思い返すとこれまで〇〇がいいと言っているシーンはこの様なケースに当てはまる事が多々ある。

言葉通りでなく、その裏に隠された真の欲求をくみ取ってあげればもっと子供と仲良くなれるのかな。
また母が良いと言われてしまった時にはこの事を意識してみよう。