2016年7月31日日曜日

同棲

明日で同棲をするために引っ越をしてちょうど1年が経つ。
快適な小竹向原からの引っ越しだったけど、今はこちらでの暮らしにもすっかり慣れて環境も非常に満足している。厳選して決めた甲斐があったね。

神経質な僕が人と一緒に毎日暮らせるだろうかと心配もあったけれど、妻の寛容さに助けられて上手くやっていけている。
強迫神経症は相変わらずで写真を取らなきゃ出掛ける事もできないけれど、そんな僕の奇行を妻は黙って見ていてくれるし、気になる事を問い合わせれば面倒くさがらずにちゃんと返事を返してくれる。ほんと、ありがたい事だ。

自然体でいられる。そんな相手だからこそ結婚しようと思ったのだろう。
そういう点で結婚前に同棲したのは大きかった。素の自分を知ってもらえて、自分も相手の素を知ることができたから。
猫を被っているとか強がっているとかじゃないけれど、やっぱり人それぞれ家でしか見られない顔がある。そしてそれは数日泊まったとか週末通っているくらいじゃ見えてこない。
事実、同棲が始まってからお互いの考え方の違いに戸惑う事もあった。
そうやって衝突が起きた時に話し合って譲り合って、段々と一つの家庭が形成されていく。
そんなやり取りによって結婚後の生活のイメージを掴めたし、実際結婚してからもそのイメージと殆ど変わらないままに過ごせている。

同棲と聞いて難色を示す人もいるだろうけど価値観や考え方の多様化した現代、お互いの素を知る事のできる同棲はとても大事だな。と自分自身の経験を通して感じた。