2019年2月19日火曜日

パチモノ

DDRに触れてから程なくして先日のゲーセンにも同行していた兄が家庭用 DDRと専用コントローラーを購入した。
思い返せば兄はMTG仲間でもありDDR仲間でもあった。一番身近に同じ趣味の人が居るというのは恵まれていたなとしみじみ感じる。

当時DDRは社会現象と言えるほどに流行っていて販売店でも家庭用は売り切れ続出。
そんな中、兄がどうやって家庭用 DDRと専用コントローラーを入手したのかは覚えていないけれど初めは兄が踏んで飽きた(疲れた)ら交代でプレイさせてもらっていたのが段々と一緒にあるいは一人でプレイしたくなってきて僕も専用コントローラーを購入しようと販売店を訪れるもどこも売り切れ。
たまたま見つけたと思ったら純正品では無い物(名前はDANCING BOYとかだったと思う。)でいわゆるパチモノだったけれど、早くプレイしたい一心で安くは無い値段のそれを購入。
しかし使用後すぐに反応の悪さに気付き涙目になった苦い思い出がある。今だったら不良品とクレームして返品できたかもしれないけれど当時そんな行動は思い付かなかった。

結局、購入した専用コントローラーを使ってはいたものの空いていた時には兄の純正品を使わせてもらっていた。そのせいで二つの専用コントローラーは使用感に大きな差があり、純正品は表面のビニールが破けそうなくらいなのにパチモノは最後まで表面が綺麗なままだった。
あの専用コントローラー、今はどうなったんだろうな。苦い思い出だけあってか記憶に残っている。