2019年5月16日木曜日

民話

録画していた新日本風土記が太郎物語という回で日本各地の太郎の物語を取り上げていた。
有名どころでは桃太郎や金太郎、全国的にはマイナーであろう八郎太郎やしっぺい太郎について取り上げていて、特に後者の話はあまり知らないので興味深く見ていた。

神が登場する訳では無いのでこれらは神話ではなく民話というのだろう。
そしてこういった民話は身近に感じられるので聞いていて楽しい。岩手県の遠野町にはぜひ一度行ってみたかった。
ちょっと毛色は違うかもしれないけれど最近開館した広島県の三次市にある妖怪ミュージアムも良いね。

最も印象に残っている民話と言えば姨捨山の民話で年老いた母を姨捨山に捨てに行く途中、おぶされた母が道中葉を捨てて点々に連ねていくのを覚悟が出来てなくてみっともないと子供が母をたしなめるものの、それは母を捨てた後に子供が帰路を見失わないための目印であったという事が後ほど分かり子供が発言を後悔するという悲しい話。(母は喉を潰されていてたしなめられた際に話す事が出来なかった。)
追記:今調べたら当時読んだはずのこの話とは微妙に異なる。僕の勘違いか改竄か?

本当にあったのかどうかは分からないけれど、ありえそうな話だからこそ惹かれる。民話にはそんな魅力がある。