2021年4月5日月曜日

衰弱

妻の母方の祖母と会うのはコロナ禍となる前以来で、実に1年半近くぶりの事だった。
体の調子が良くないとは聞いていたけれど、あんなに元気だった人があそこまで衰弱してしまうのには驚かされたし、悲しくなった。
自分の祖父もそうだったように、満足に歩いたり出来なくなったり家族と離れたりするとたちまち体が弱ってしまうというのを痛感する。

子供は初めての場所にあまり会った事が無い人達が多数居てで最初は緊張していた様子だったけれど、次第に慣れてきて祖母のベッドへ近寄り、最後の方には手を触れたりもしてくれていた。
曾孫(子供)に「会いたい」と言ってくれていただけにその願いが叶えられて、子供も優しく接してくれて良かったなと思う。
そんな光景を見ていて、今はまだ難しいけれど状況が落ち着いてきたら自分の祖母にも同じ様に会わせてあげたいという気持ちがより強くなった。