2022年4月1日金曜日

立木染め

美しい日本で熊野を紹介していて、田辺市の立木染めという工芸品を取り上げていた。
その名の通り、立っている状態の木を染料で染めて(水を吸わせる要領か?)断面から模様を決めて作っていくという物であり、一見すると宝石かと思う様な美しさで見とれてしまった。
場所は田辺市の奥地で本宮町の近く、当然電車も無いが一応バスは通っているので行けない事は無い。また一つ行きたい熊野のスポットへ追加である。

その後、中の島が紹介されていて絶景の露天風呂が映されているのを眺めていると懐かしさに胸が焦がされた。
あの夏、熊野へ訪れてから今年でちょうど10年。
串本を発つ時、大好きな場所だしまた来られると思っていたけれどあっという間に10年もの歳月が流れてしまった。

遠い遠い熊野、距離的な遠さは青春18きっぷで旅行していた頃はその遠さも楽しみも一つとしていたのでさほど感じなかったけれど、今は環境の違いから距離の遠さは心に感じる遠さへと直結してしまう。
いつかの願いが叶うのは、いつになるだろうか。