2023年6月28日水曜日

着差以上

春G1の総決算である宝塚記念。
メンバーはG1優勝馬が8頭で過去最多というふれこみだったけれど、イクイノックス以外に複数のG1を勝利している馬はおらず単勝オッズ1.3倍という数値からも1強であるのは明らかだった。

結果としてイクイノックスはクビ差の辛勝、そう見えるけれど終始あれだけの後方に位置して最終コーナーでは大きく外を回って距離をロスしつつもルメール騎手の追い出しに瞬時に応えて追い込み、そして突き抜けたのだから着差以上の強さを感じた。

これでG1を4連勝。2敗も皐月賞とダービーの両方がG1でそれも僅差の2着での全連対。
競馬観戦復帰以来、ここまで安定した成績を維持し続けた馬がいただろうか。(あのアーモンドアイですら有馬記念で大きく崩れた。)
去年の春はエフフォーリアの大敗以降中心となる馬を欠いた感じになってしまったけれど今年はイクイノックスという主役のお陰で秋も盛り上がりそうだ。
今後どこまで記録を伸ばし続けるのか、リバティアイランドとの対決はどうなるか、楽しみ。