2024年6月21日金曜日

犬のハナコのおいしゃさん

子供の希望でタイトルの本を図書館から借りてきた。
借りるのはこれで2回目であり、子供の希望からの再貸出。
きっと子供の中で本の内容が印象に残っているのだろう。

話の大筋は昔怪我により飼い主から見捨てられて処分されそうになったハナコが、そこで治療してくれた先生の居る動物病院にそのまま飼われ、病院に訪れるペット達を見守る日常を書いたもの。

中々重いストーリーだと思うけれど命の大切さとそれを抱える責任について書いていて良い本である。
子供も飼い主が殺処分を依頼するシーン等では神妙に聞いているので色々と感じる物があるのだろう。
読み終えて「自分はペットを飼ったら必ず最後までお世話する」と子供がハッキリ言う。
ウチは対象となるペットも居ないので言葉だけではあるけれど、良い心掛けである。

子供の頃に読んだ本というのは結構記憶に残っていて、今でも何となく内容を思い出せる物も多い。
この本も子供にとって記憶に残る一冊になるのかなと一緒に読みながら思った。