2018年5月6日日曜日

西福寺開山堂

以前にテレビで見事な彫刻のあるお寺を取り上げていて、映し出された瞬間思わず見入ってしまったのが魚沼市にある西福寺開山堂。
駅から離れているので電車中心の旅行ではアクセスもしにくく、そう訪れる機会は無いだろうなと思っていたのだけれど今回もう一つの目的である現美新幹線に乗る事に合わせて思いの外早く訪問が叶った。

上越新幹線の駅の中でもマイナーな浦佐駅からレンタサイクルで片道20分程度の遠い道のりだったけれど、好天の下サイクリングするのは気持ち良かったし自転車をこぎながら見える残雪の残る八海山は美しかった。
そして何より開山堂にある石川雲蝶の作品、猛虎調伏図の彫刻は息をのむ程に素晴らしい作品で心の底から見られて良かったと感動した。

この作品、国宝どころか重要文化財ですら無いというのが本当に信じられない。
自分の目で直接見た事で作品の素晴らしさをより感じられたから余計にその思いが強くなった。