2019年3月10日日曜日

バリアフリー

妻の実家から自宅への帰路、妻は抱っこ紐で子供に専念し僕がベビーカーやその他の荷物を持って移動していたのだけれどある乗換駅で二カ所エレベーターが無く、ベビーカーを持ち上げて移動するという強硬手段で階段を突破した。
その駅は沿線の主要駅と呼べる程乗降客数も多く、なぜ設置されていないのかが不思議だった。(軽く調べたら駅の構造上の問題らしい。)

これまでエレベーターに頼る事は少なく、待つくらいなら階段やエスカレーターで移動してしまう事が多かったけれど、こうやって子供と移動するようになって初めて道の整備やバリアフリーの重要性に気付かされる。
ベビーカーであれば路面の舗装がしっかりされていないと走行に難があるし、少しの段差で突っかかる。抱っこ紐だって手すりが無いと階段の上り下りには不安を覚えるのでなるべくエレベーターを使いたい。

僕達の場合は子供と一緒の時に顕著だけれど、足が不自由な方や高齢の方はこのような不便さを日常的に感じている事を思うといかに普段楽に移動できているのかを思い知る。
これから先、様々な場所で不便だなと感じる事が増えるだろう。
それは新たな視点を得られたからであり自分の子供のために限らず、この視点を同じ様に不便と感じている人達にも向けて優しく接する事が出来たらなと思う。