2019年6月13日木曜日

師匠

ベネクス平塚には何人かスコアラーの人達が居たけれど際立った上級者であったのはトシ(BACAMAXT)さんだった。
ノンバーでSPDPどちらも踏んで、等速フラットというプレイスタイルであれだけのスコアを出すのは当時簡単目の激譜面でAAがやっとだった自分にとっては驚愕的な存在であった。

ほどなくトシさんとは会話する機会が生まれて、練習曲や僕の踏み方の特徴を分析してもらいとにかく沢山沢山DDRの話をしたし僕はよくトシさんのプレイを見ていた。
そうしてそうやっている内に、トシさんは僕にとってDDRの師匠になった。

踏み方もプレイスタイルも違えばDDRへの向き合い方も違う。
それでもお互いDDRが好きという事には変わりなくて、独特の語り口で曲を紹介したり当時の僕にはサッパリだったけど判定について熱く語ったり上達するための要素を教えてくれたり、話していてとても楽しかった。

X2の頃からトシさんはDDRから離れがちになってあまり会う事もなくなり、後年みつさんというより長く深く付き合うDDR友達もできたけれど僕にとってのDDRの師匠と言えばやはりトシさんだと胸を張って言える。(反面、踏み姿が全然似ていない事をネタにもできてオイシい。)