2019年6月24日月曜日

女傑

宝塚記念は紅一点のリスグラシューが圧勝。
直線に向いての脚色を見て勝つとは思ったけどまさかあんなに突き放すとは、一線級の牡馬を寄せ付けない強さに興奮した。
僕が競馬を見始めた頃は性別による能力差がまだまだ顕著でG1はおろかG2やG3でも牡馬相手に勝利する牝馬というのは少なかった。(それだけに天皇賞でバブルガムフェローを競り落としたエアグルーヴは衝撃であった。)
それがウォッカやダイワスカーレット、スイープトウショウにブエナビスタ、ジェンティルドンナのような強豪牝馬の登場により、今や牝馬が混合G1を勝利するというのも普通になってきた感がある。なにせ現役最強馬を聞かれれば多くの人がアーモンドアイと答えるくらいだろうし。

これまでと何が変わって牝馬が混合軍畑で活躍できるようになったのかは分からないけれど、牡馬を蹴散らす女傑の姿にはワクワクする。
リスグラシューは今年いっぱいは走るみたいだし、秋シーズンも期待大だ。