2019年9月24日火曜日

神戸新聞杯

菊花賞トライアルとしてハイレベルなG2のこのレース(京都新聞杯はいつの間にかダービートライアルになっていた。)春のクラシックを賑わしたサートゥルナーリアとヴェロックスが再び相まみえるとあって非常に楽しみにしていたけれど、結果は僕にとっては予想外と言えるほどのサートゥルナーリアの圧勝だった。

3角辺りからスルスルと馬なりで上がっていったサートゥルナーリアに対し、4コーナー時点で手綱が激しく動くヴェロックス。
直線に入ると手応えはもはや歴然で必死に追いすがるヴェロックスをゴーサインが掛かるやいなや見る見る内に突き放すサートゥルナーリア。ゴール板を駆け抜けた時点では3馬身もの差がついていた。
モノが違う。まるでグランアレグリアの桜花賞を思わせるようなレースに思わず唸ってしまった。

成長とか展開とかペースとか仕上げとか様々な要因はあるんだろうけど、それでもここ2走で接戦を繰り広げてきた2頭なだけに今回の決着には驚きである。
今後はサートゥルナーリアは古馬G1戦線、ヴェロックスは菊花賞と異なる路線へ歩み出す。春から応援してきた2頭だからどちらもどちらの舞台で頑張って欲しい、
そしてまたいつか直接対決が見られるのを楽しみにしている。今回のように再度サートゥルナーリアが圧勝するのか、それともダービーのような差し返しをヴェロックスが見せてくれるのか。楽しみは尽きないね。