2020年3月3日火曜日

陸の孤島

ふと、その昔旅行した岡山県真庭市の勝山に自宅から行くとしたらどのくらい掛かるのだろうかと検索してみたらなんと直行でも7時間半という驚きの所要時間が出てきた。
自宅から東京駅までそこそこ掛かり、そこから東海道新幹線で岡山まで3時間半程度更に津山へ北上してそこから姫新線で少し行ってようやく到着。
昔訪れたのは帰路のついでに寄ったので感じ無かったけどこんなにも行きにくい場所だったとは。(岡山から高速バスを使えば多少は早くなるかな?)

しかし僕はこのようなアクセスの悪い、言葉は悪いけどいわば陸の孤島のような場所に強い魅力を感じる。
宮城県日南市の飫肥、和歌山県那智勝浦町や三重県熊野市、島根県津和野町に高知県四万十市の中村など、どこも行くまでに半日近く掛かるような場所だけれど旅行して大変思い入れのある場所である。

遠いからこそアクセスが不便だからこそ、ようやく着いたという気持ちが思い入れに繋がるのだろうか。
アクセスの良い観光地で好きな場所も沢山あるけれど、それらには無い魅力が陸の孤島にはある。