2022年6月27日月曜日

宝塚記念

春のグランプリ、宝塚記念はタイトルホルダーが好位抜け出しの横綱相撲で圧勝。
3歳の頃は前に居たエフフォーリアは今回6着と完全に立場が逆転した。
現役最強、次は凱旋門賞だと盛り上がる中、僕は最後の最後にディープボンドを差しきったデアリングタクトの姿に感動した。

史上初無敗の三冠牝馬で、ジャパンカップではアーモンドアイには敵わなかったけれどコントレイルにカレンブーケドールと壮絶な叩き合いで3着に入り、その後馬券圏内は逃さず堅実に走るも大きな怪我を発症。
復帰までに1年以上要するも復帰戦のヴィクトリアマイルで見せ場のある6着から今回の3着。
一完歩ずつディープボンドへ詰め寄る懸命な姿に勝ち馬以上に視線を送っていた。

強い牡馬が揃っている中、この3着は本当に価値がある3着だと思う。
クラブ馬だしおそらく今年の秋で引退となるのだろうけど、最後まで応援し続けたいと改めて感じる一戦であった。
お疲れ様デアリングタクト、今年こそ怪我無く最後まで走り続けられますように。