渋谷のMTG30周年記念のイベントを見てきた。
MIYASHITA PARKという大きな商業ビルの中、MTGのポスターが多数掲示されていたりエスカレーターがMTG仕様になっていたりデジタルサイネージでMTGに関わるモチーフを映している光景は数十年前に自分がやっていたカードゲームと同じ物とは思えなくて、何だか不思議なものに見えた。
原画やディスプレイの展示はそこまで見入らなかったけれど、実物のカードを壁面に展示したカードギャラリーで特に自分が遊んでいた年代の頃の部分ではしばらく足が止まってしまった。
そしてそれと同時にあのままMTGを続けていたらこの展示もより楽しめたんだろうなと少し寂しい気持ちになったけれど、DDRや旅行といったMTG以降の趣味を思えば仕方のない事だった。
懐かしむだけでなく、本やインターネットの画像でしか見た事が無かったShicchifukujin DragonやBlack Lotusを実際に見られたのは良かった。
この1枚が何千万円もするという事や、版は違えど昔は10万ちょいくらいで買えたのに等の月並みな感想しか出なかったけれど憧れのカードを見られたという点で自分にとってはとても価値のある展示であった。
その他、最新セットのエルドレインの森についてのコンセプトやストーリー、キャラクター紹介が書かれた資料も見応えがあり、全て英語なのにも関わらずしばらく見入ってしまった。やはりMTGの世界には惹きつけられる魅力がある。
もうがっつりプレイしなくなって久しいけど、思い出した様に妻と遊んだりカードやストーリーを調べたりして今も時たま楽しんでいる。
30周年おめでとう。これからも素晴らしいMTGの世界が続き、広がっていきますように。
