2018年8月16日木曜日

祖父

今回の帰省では二年振りに祖父と会ってきた。
前回会った時は認知症が進んで僕の事もあまり分からないような感じで寂しかったものの、意識はハッキリとしていたし色々受け答えもしてくれていたのでそこまで家に居た時との変化は感じなかったのだけれど今回見た祖父は目もあまり開けようとしなくて声も弱々しくて、肩に触れると骨を感じる程やせ細っていて別れの時がもうそう遠くはないんだろうなというのを嫌でも感じさせられた。

何度も話しかけて僕の事を「分かる。」って言ってくれた事、妻と結婚した事を報告して「大したものだ。」と言ってくれた事、手を握っていて「ぬくくて(暖かくて)良いな。」と言ってくれた事、全部忘れない。
普段離れていて、帰省した時も殆ど会っていなくてこんな風に思うなんて調子が良過ぎると言われてたっていい。
「またね。」が叶いますように。