ここもやはりヤマノススメに出てきた場所だけれど、以前から行ってみたいと思っていた場所であり初めて知った時からしばらく経っての訪問となった。
距離的に短そうなのと往復同じ道を避けようとスタートは西吾野駅からにしたのだけれど、林道区間の後は急登が続いて結構しんどかった。龍崖山のキツい部分が続く感じで行く場所が山らしい山になってきたなーとしみじみ。
子ノ権現は柏木山や多峯主山と比較すると眺望はイマイチだったけれど高さが上がったのはしっかり感じられて達成感はあった。
その後、そのまま竹寺方面に降りるのも良かったけれど浅見茶屋と飯能市街地巡りの魅力が勝り吾野駅方面の下りへ。
こちらは西吾野駅からの上りと比較すると山道の区間は短く、さほどキツくは無かった。
浅見茶屋は期待以上の味と雰囲気でとても良かったし、飯能河原でコーヒー片手に過ごす一時は至福の時間であった。
登山している時もそうだけれど、電車にぼんやり乗っている時とか風景を眺めて寛いでいる時とかの「何も考えない。」にも幸せを感じるんだなーと、ここ最近のトレッキングから感じた。
子供を相手にしている時や妻と話している時に感じる幸せとはまた違う、それも好きなんだ。
しばらく忘れていたこの感覚、いつも考えているからこそたまには何もかも忘れてぼーっとしたくなるのだろう。
