百夜月は三重県熊野市の山奥にある廃集落で、今はかつてそこに住んでいた人が通って掃除等をしているという。
地名の由来になった伝承や美しい自然、舟でしか行けない特異な土地等という部分に惹かれるのは僕だけではないようで、インターネットで調べるといくつかの情報が出てくる。
僕が初めて百夜月の事を知ったのはいつ、何でだったのだろう。確かテレビで取り上げていたのを見た気がするのだけれど記憶が定かでない。
2012年に新宮からウォータージェットで遡行して百夜月の近くを通った時は大きく川が蛇行しているのを不思議に見つめていただけで百夜月とは意識していなかったので、少なくともその後の事ではある。
ぽっこりと突き出た対岸のあの部分が百夜月のある辺りだったんだなーと今思い返すと感慨深い。