香住～鳥取

ハプニングの1日。

お昼ぐらいから風が非常に強く吹くというのは富山にいる頃から分かっていて香住の先にある餘部橋梁が高所であるため風に弱い事も分かっていた。
なもので風が強まる前に餘部を越える目論見だったのだけれど、8時前に調べた運行状況で山陰本線の沿岸部側殆どでの運転見合わせが発覚。
宿にギリギリまで滞在するというのも手だったけれど、情報収集のためにもチェックアウトして香住駅へ。

なんと鳥取方面どころか豊岡方面まで止まっていて学生が駅前に溢れていた。
駅員さんに状況を聞いて程なくしたから代行のタクシーが来たけれどそれに乗れるのは元々の浜坂行きに乗っていた人が優先という事ですぐには乗れず。
その間に豊岡方面が動き始めて城崎温泉で時間潰しとか八鹿まで戻っての湯村温泉ルートも頭に浮かんだけれど代行タクシーが出そうだったのでそのまま香住駅で待機する事に。
結局、1時間程度で代行タクシーに乗れて浜坂駅までは到着できた。
餘部は越えたしこれで大丈夫だろー。と、思っていたら浜坂駅の電光掲示板には一切情報が映っていなかった。

浜坂に着けばなんとかなると思っていたので、さすがにこれは焦った。
慌てて駅員さんに状況を聞いてみるもここでは代行輸送はしてくれないという回答。
鳥取まで自己負担でタクシーはさすがに痛すぎる。
しかしこのまま目処の立たない運転再開を浜坂駅で待つのも……という感じ。

そこで頭の中にあった観光の没ルートを引っ張り出してきて、浜坂から湯村温泉を経由して鳥取へ向かうルートを検討。
念のため浜坂駅前にある観光協会の人に確認もして問題ない事を確認してから湯村温泉へ移動。

結果的に湯村温泉の観光を楽しみつつ鳥取への移動もできるという良い迂回ルートを取れた。
強風だったので観光もほどほどにして鳥取のホテルへと16時頃にはチェックイン。
後から調べたら浜坂駅からの運転再開されたのは19時頃だったようであのまま運転再開を待った場合、浜坂駅に8時間近く待機してたのかと思うとゾッとした。

先日の竹田城跡ではミスしたけれど、ここでは好判断できて良かった。