2022年10月13日木曜日

横綱不在

秋競馬で最初のG1スプリンターズステークスがこの前終わったけれど1番人気のメイケイエールは敗退し人気的には伏兵のジャンダルムが勝利、春からのG1における1番人気の連敗記録がまた伸びてしまった。

先日秋の天皇賞の出走予定馬が発表されてシャフリヤール、イクイノックス、ジャックドール等といった知った名前の馬が多く並んではいたけれど絶対的な本命がいなくて横綱不在というのが今の競馬の状況だなと感じる。
昨年の秋まではスプリント~マイルならグランアレグリア、中距離ならコントレイルにクロノジェネシスといった横綱と言える馬がいただけにちょっと寂しい。

中距離については昨年末の有馬記念からエフフォーリアがその横綱になるだろうと確信していたのだけれど春は不振続きで秋の天皇賞にも出られず、代わって現役最強になると思われたタイトルホルダーも凱旋門賞の惨敗で日本に戻ってからの競争に影響が無いか心配である。

スプリント~マイルはもっと混戦模様で先のメイケイエール、ソダシ、シュネルマイスター、ナランフレグ、ソングライン等、実績は残しているもののまず負けないと思える程の馬はいない。

秋競馬で新たな主役となる馬が誕生してくれるだろうか。
直近では秋華賞のスターズオンアースが牝馬3冠をかけた戦いとなるので、ここを勝ってまずはG1連敗記録に終止符をうって欲しい。