2024年1月16日火曜日

磁気券

スタンプラリーをするのに企画乗車券を購入したのだけれど、PASMOに登録する方式と磁気券で発券する方式があって便利さで言えば前者だろうなと思いつつ初めて購入する企画乗車券だったので後者を選択した。

近年、こういった目に見えない企画乗車券が増えている。
24時間メトロパス、都区内フリーきっぷ、そして最近はときわ路パスも登録しての購入が可能となった。
それにより利便性は大きく向上し、特にときわ路パス等は区間外から購入する事が出来る様になって境目の駅で一度下車する必要が無くなり有用である。

実際、昨年のスタンプラリーではモバイルSuicaで購入できる都区内フリーきっぷに大変お世話になった。
しかしながら青春18きっぷを初めとする磁気券での各種企画乗車券で旅行していた身としては主流が登録方式に移っていく事を寂しく感じる。
今はまだ磁気券の選択肢が残されているけれど、昨今のチケットレス化を考えればいつかはこれらが廃止される日が来るのではないだろうか。

僕もきっぷは余程思い入れのあるもので無ければ最後はスキャンして現物は廃棄してしまっているけれど、画像であれ磁気券に押された多数の下車印などの利用した痕跡を見ると懐かしく、とても暖かい気持ちになる。
そういった情緒が磁気券にはあるよなーと今回初購入した企画乗車券を眺めながらしみじみと感じた。