2017年10月4日水曜日

中国人

元々、ネットとかニュースのマイナスな情報を見ていて中国の人には少し苦手意識があった。
専門学校の頃、クラスメイトに中国人が一人居たけれどあまり話す機会も無かったのでそこで何かが変わる事も無く、その後もネットを通じてステレオタイプな中国人のイメージは日々自分の中に植え付けられていった。

最初に変わったのはDDRでるーさん(Noireさん)と会ってからだと思う。
とても礼儀正しくて、ユーモアもあって、初めて中国の人と沢山話す機会を得た。
彼女のお陰でそれまで植え付けられた中国人のイメージは大分拭えたのだけど、あくまでそれは友人としてであり仕事のパートナーとしてはまだだった。

次の変化は今の職場にて。
チームに僕より先にいた中国の人と仕事をする事になり、初めはコミュニケーション不足により上手くいかない事もあったけれど段々と仕事を通じて彼の勤勉で誠実な人間性を理解していって、とても信頼できる人だと気付かされた。
話もとても楽しい方で今や飲み会では積極的に話しをする仲である。

その後、職場で出会った中国の人達も皆良いなと思う人ばかりで僕の持っていた中国人へのマイナスイメージはすっかり払拭された。
もちろん、中国人全てが僕が良いなと思う人達ばかりでは無いだろうけど、多少なりとも偏見を持っていた自分が恥ずかしくなる。

「中国人はマナーが悪くて、無責任。そんな人ばかり。」そう思い込む、日本人。
それもまた、ステレオタイプと言うのではないだろうか。